2012年2月時点の「地域満足指数」、東北が地域別指数の過去最低値を記録 博報堂生活総研調べ

博報堂生活総研は4月25日、全国の一般生活者6,000名に尋ねた「地域の暮らしやすさに対する満足度」である「地域満足指数」の調査結果を公表した。2月上旬時点で「あなたがお住まいの地域での暮らしやすさの満足度が最高に高まった状態を100点とすると、現在の地域社会に対する満足度は何点くらいだと思いますか?」と質問したもので、全国平均は、前回(2011年11月上旬調査)より0.1点増加し66.8点となった。
地域別指数をみると、もっとも高かったのは中国で69.1点、九州・沖縄と東海が続いた。一方、前回最下位を脱出した東北が、3.1点減少の62.6点と再び最下位となり、全地域でみても過去最低の指数となった。全国平均との差も4.2点と前回(1.0点)より拡大した。
「自然」「安心」「便利さ」など20項目で聞いた地域の満足度評価をみると、東北は15項目で過去最低の評価、特に「自然災害の少なさ」は39.9%と前回より17.9%もダウンした。昨年5月からの4回の調査の平均値をみると、地域満足指数上位は68点台で北海道、中国、九州・沖縄が、また下位には東北、甲信越がランクされた。満足度評価の項目で各地域の特徴をみると、「自然豊か」を共通として、「自然災害が少ない」北海道と中国、「治安のよい」四国と東北、「水・空気のおいしい」北陸と甲信越、「温和な雰囲気」の九州・沖縄という7地域と、「日常行動に便利」を共通として、「治安のよい」関東、「自然災害が少ない」関西、「人口密度が適度な」東海の3大都市圏、という結果になり、それぞれの地域の満足度の背景が見える。
男性の地域満足指数は前回より0.6点増加の65.5点、女性は0.3点減少の68.3点だった。男性は調査開始の5月から8月、11月と2回続けて減少していたが、今回初めて前回を上回った。前回3.7点と拡大した男女差も2.8点と縮まった。男女年代別でみると、男性では50代が67.6点と全国平均を上回ったが、20代は62.7点と相変わらず低い状態が続いている。


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