エキサイト、平成24年3月期決算 売上高微減も売上原価の圧縮で利益増

エキサイト株式会社は、平成24年3月期決算を発表した。

<平成24年3月期の連結業績>
(平成23年4月1日~平成24年3月31日)
売上高:99億2,100万円(前期比 2.9%減)
営業利益:3億4,000万円(同 60.7%増)
経常利益:3億9,000万円(同 62.5%増)
当期純利益:3億4,800万円(同 83.8%増)

東日本大震災による広告需要への影響が心配されたが、6月には広告市況の回復も認められ、年度末近くには企業活動の比較的旺盛な需要にも支えられ、堅調な営業成績を残すことができた。広告・課金事業が増収基調にある中、ブロードバンド事業が商品構成のシフトが進んだことで減収傾向にあり(販売数量は増加、利益面への影響は軽微)、全体として前年度比で微減となったが、前年度後半から顕著となった販売面の改善は一年を超えて着実に進展した。
営業利益においいては、前年度は9月までの業績が営業損失の状況にあり、10月以降の大幅な改善で黒字化を達成したが、当年度は期初より安定的に利益を積み上げる推移となった。
売上高が前年度とほぼ同水準の中、売上原価が前年度比8.6%減の57億7,600万円となった。これにより売上総利益は前年度比6.4%増の41億4,500万円となりました。売上総利益の増加幅は2億4,800万円となり、この売上総利益の増加が利益改善に大きく寄与した。
一方、販売費及び一般管理費については、前年度比3.2%増の38億400万円となった。一昨年9月の事務所移転による家賃の削減効果や決済代行手数料の料率見直しによって、業務委託費が減少したが、人員体制の強化や営業活動の積極化により人件費や販売手数料(広告代理店手数料)、販売促進費等が増加した。

<広告・課金事業>
広告商品が年度を通じて前年を上回る水準で推移するとともに、婚活サイトや電話占いといった有料サービスが売上を伸ばした。また、人気アイドルグループ「AKB48」の公式ファンサイト運営による収益も増収に貢献した。このほか、当連結会計年度はクーポン事業を本格的に展開するとともに、台湾企業と戦略提携するなど、成長に向けた布石を積み重ねた。
広告収益が採算性のよい直販を含めて比較的堅調に推移するとともに、有料サービスにおいてはオリジナルサービスが伸びたことが利益増に貢献した。また、子会社の美容室検索サービスの収益性が改善したことも利益面に大きく寄与した。
これらの結果、売上高は前年度比10.8%増の54億1,500万円、セグメント利益(営業利益)は前年度比19.0%増の7億6,100万円となった。

<ブロードバンド事業>
前年度まではNTTの回線サービス「Bフレッツ」とエキサイトのプロバイダーサービスをセットで販売する料金プランが売上の大半を占めていたが、一昨年よりNTT側においてエキサイトのプロバイダーサービスを取り扱うサービスが開始されたことに伴い、プロバイダーサービス料金のみが売上に計上される販売が増加した。
安定的な会員増に加え、昨年から取り組んでいる運営体制や取引条件の見直しが収益性の向上につながった。
この結果、売上高は前年度比15.5%減の45億600万円、セグメント利益は前年度比18.2%増の2億7,600万円となった。


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