角川HD、平成24年3月期決算 売上高前年同期比5.2%増も、純利益は43.4%減の36億400万円

株式会社角川グループホールディングスは、平成24年3月期決算を発表した。

<平成24年3月期の連結業績>
(平成23年4月1日~平成24年3月31日)
売上高:1,473億9,200万円(前年同期比 5.2%増)
営業利益:56億5,500万円(同 27.4%減)
経常利益:59億500万円(同 31.1%減)
当期純利益:36億400万円(同 43.4%減)

主に出版事業から生み出される高付加価値コンテンツを多メディアへ有機的に展開することで、出版事業の成長はもとより、映像関連事業、ネット・デジタル関連事業、海外関連事業の拡充を図った。特に今後、飛躍的な成長が期待される電子書籍市場に対しては業界に先駆けて積極的な展開を進め、独自の配信プラットフォーム「BOOK☆WALKER」を中心に、デジタルコンテンツの充実と拡販を進めている。また、出版、映画市場の急激な変動に対しても迅速に対応し、成長を続けるため抜本的な構造改革を断行し、収益力の強化を行ってきた。
書籍関連においては、メディアミックスを積極的に展開するライトノベルやコミックスが、引き続き好調に推移し、また、一般文庫、文芸書、実用書でも切れ目なくヒット作品を生み出すことで売上と利益を伸ばしている。さらに、サブカルチャー領域におけるシェアの拡大と出版領域の拡大を図るためメディアファクトリーを傘下に収めた。
一方、雑誌・広告関連においては、東日本大震災以降続く市場環境の悪化が好転せず、販売、広告収入ともに厳しい状況が続いている。特に返品率の上昇による雑誌販売部数の減少は収益力を著しく低下させることとなった。
映像関連においては、Blu-ray市場の伸張もありアニメ作品を中心にパッケージビジネスは順調に推移したが、映画市場の急激な縮小の影響を受け、シネコン事業において観客動員が伸びず厳しい状況が続いておいる。また、公開映画作品の興行収入が目標を下回り利益減少の一因となった。
ネット・デジタル関連においては、好調な出版事業で創出したコンテンツの展開をより加速させ、ゲームソフトや電子書籍で売上を伸ばしている。また「BOOK☆WALKER」においては積極的なコンテンツ投入、新規ジャンルの販売、ニコニコ動画やGREEとの連携によりユーザー数と販売数を伸ばしている。さらにeコマース事業も好調に取扱高を伸ばしネット・デジタル関連の成長に貢献している。
海外関連においては、台湾、香港での現地法人による事業が順調に推移し、台湾においてはグループ作品の翻訳出版が順調に伸び、香港においても映画市場の好況をとらえ映画配給、劇場運営が売上を伸ばした。また、中国での出版事業もコミック雑誌、ライトノベル雑誌の創刊や翻訳出版の刊行など着実にその実績を重ねている。


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